人事担当者が教える「円満退職」のすすめ


今日は、円満退職のしかたについてお話しいたします。
保育士さんはなかなか退職が出来ない理由の1つに、「退職を言い出しにくい」ということがあります。

中には、退職をいい出したら、いじめられてしまった!という事例もあります。そんな話を聞くと、もう退職願いだけ置いて保育園に行かなくてもいいかな・・・と思ってしまう保育士さんもいると思います。

実際に友人の園では、就職したばかりの新人保育士さんがいきなり園にこなくなって、そのまま退職扱いになった・・・という話をききました。

でもこの先保育士として働いていくのであれば、変なしこりは残さず、やはり円満退職しておきたいですよね。

今回はそんな円満退職をするコツについてお話しいたします。せまい保育業界ですから、次に転職した時も前の保育園に気を使わなくていいよう、みんなが満足する円満退職をしておきましょう。

円満退職のすすめ

円満退職のすすめ


コツ1:退職を伝えるタイミング

まず退職を言い出すタイミングについてです。
就業規則規則を見てみると、大体退職の1ヶ月から2ヶ月前に申告すること、と書いてあります。

確かにその期間をまもって申告すれば、就業規則上は大丈夫です。もっというと、労働者を守る法律もありますので、その法律に則った期間で申告すれば、退職することをだれも止めることはできません。

しかし、法律的に問題ない=円満退職、というわけではありませんよね。人事担当者からみると、いきなり退職をする人がでると、「2週間で採用活動をして働き始めてくれる保育士さんがみつかるかな・・・」と頭をかかえてしまいます。円満退職をするのであれば、可能であれば次年度の計画が決まるときには退職の意思を伝えておきましょう。

ただし保育園によっては、次年度の採用計画を立てるのがとても早いところもありますよね。なかには6月7月ごろ、と言う保育園もあります。その場合は採用責任者にのみ理由をこっそり話し、退職の意思があることを伝えておきましょう。

ちなみに、採用担当者以外に退職のことを話すのは、退職の1ヶ月前ほどで良いかと思います。直前はだめですが、あまり早い時期から周囲の人に退職することを告げてしまうと、それこそいじめにあったり、たくさん詮索されたりということもあります。

 

コツ2:お世話になった方へのお礼

次に大事なのが退職の時に今までお世話になった人にきちんとお礼を言うことです。もう退職してしまうから感謝なんてしなくていいや、ではありません。

今まで保育の技術について教えてくれたり、困った時に相談に乗ってくれたり、そのような形でお世話になった方はたくさんいると思います。そのような方一人ひとりにきちんと挨拶をしておくことが、円満退職には必要不可欠です。転職してからもなにかとお世話になることがあるかもしれませんし、勉強会などで一緒になることもあります。

また、相手によっては挨拶状等が必要なことがあります。こちらは上司に相談して、必要かどうかというのを確認しておきましょう。

 

コツ3:引き継ぎ資料の準備

3つめに大事なのが、引き継ぎ資料を準備しておくということです。

保育園の仕事には、例えば行事の飾り付けの置き場所など、もしかしたらあなたしか知らないことがあるかもしれません。今までの仕事の中で、自分がどのような業務をしてきたかというのを1年を通して振り返り、必要な作業に関してはマニュアルを残しておくようにしましょう。

マニュアルを残すだけでなく、後任となる保育士さんと打ち合わせの時間をとることで、後任の保育士さんも安心してあなたを送り出すことができます。

 

著者

大阪府にすんでいます~関西弁の保育士です。

現場での勤務も10年弱経験し、今は副園長として勤務しています。採用担当もかねているので、保育士さんの面接を行うこともちらほら。自身も転職経験があります。

いろいろ見聞きしてきたこと、体験してきたことを書いていこうと思います。これから転職などをお考えの保育士さんのお力になれたら幸いです。

 

まとめ
いかがでしたか?

退職を言うのは「今までお世話になった人を裏切るのではないか」と言う負い目を感じてしまう人もいるかと思います。しかし、今まで一緒に頑張ってきた同僚や、あなたを育ててきてくれた上司の方であれば、キャリアアップのための転職は気持ちよく送り出してくれるはずです。

せっかく築いてきた人間関係やキャリアを今後も良い形で続けて行くために、円満退職をする準備を進めておきましょう。


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